バーチャル先輩 2回目の課題はチラシデザインです!
作ったデザインといただいたフィードバックをブログに上げると自分の復習にもなっていいなと思ったので、今回もそんな感じでいきます。
今回のお題:居酒屋のチラシデザイン
要件について
- 配布方法:駅前で手配り
- サイズ:A4両面
- お店の強み:オススメ(だし巻き、唐揚げ、おでん)
- オープンキャンペーン:ひとり飲みセット(3つのオススメから1つ選んで ドリンク1杯とオススメ3種から1種類選んだもらったセット)
- ターゲット:仕事帰りの人。 一人飲みのサラリーマン
- リクエスト:チラシを受け取ってもらいやすいカタチにしたい。 キャンペーンを推したい。
- チラシの内容:キャンペーン 、オープンのお知らせ 、メニュー
提案資料
初校データと合わせて提出しました。
138ad1cffb52ee3debadd16a95ca6419初校デザイン


印刷データを作るポイント
後で見やすいように箇条書きです。次作るときのチェックリストにするんだ…!
画像のパッケージ作成
Ctrl+Shift+Alt+Pで『パッケージの作成』をする。その際以下の内容にチェックを入れる。
✓リンクをコピー
✓リンクを別のフォルダに収集
✓リンクされたファイルとドキュメントを再リンク

画像の配置
- 画像がRGBにならないよう、初校の段階でCMYKに変換する。
- 解像度は配置時に300-350dpiにする。
- 画像リンクの保存時はPsdかepsにする。
カラーモードの変換方法
①画像をPsdで開く。
②イメージ>モード>CMYKカラーを選ぶ。
画像解像度の調整方法
①イラレに配置した画像をPsdで開く。
②イメージ>画像解像度で幅をイラレに載せたいサイズに合わせる。
③解像度を350にする。
綺麗なレイアウトにするコツ
キー入力

★キー入力を0.1mmにする
⇒矢印キーを押して移動する距離の設定をする。
shiftキー+矢印=1mm(0.1mm×10倍)移動できる。
始点の設定
要素の始点を調整できる

文字のおすすめ設定
①アキなし→プロショーナメルメトリクス
②細かいカーニングを調整する
その他コツ
- 要素の大きさやカラーは整数で作る
- 端を合わせる
- パスのオフセットを使う
- グリッドに分割する
- ガイドを引く
- キー入力ポイントにスナップ
デザインへのFB
チラシ表
- 両方とも表っぽいので内容を絞って表感を出す。
下の地図と店舗情報は裏面へ移動。表の青背景をのれんのようにしてOPEN日をもっと強調する。 - のれんは布地のテクスチャを入れてみる。
- あと2個くらいコピーを考える。
- 左上にロゴを入れて縦読みテキストを少し下げる。
- ドリンクの横にメニューの切り抜きを載せて、裏面への誘導を載せる。
チラシ裏
- おすすめメニューのオブジェクトをグリッドで3分割して整数値にする(※1)。
- 下のメニュー4品を取ってここに地図と店舗情報を入れる。
- 店主の写真がかなり小さいので長方形で大きくしてもいいかも。
- 余白を調整する(※2)
- ミリ単位で作る。オブジェクトに小数点を出さない(ポイントスナップにチェックを入れる)
- Ctrl+8→複合パス
※1:余白分のガイドの引き方
オブジェクト>パスのオフセット>-10~-12mmくらい(ものによる)⇒ガイド引く
オブジェクト>パス>グリッドに分割
※2:ポイントスナップに✓を入れる
さらにコメントと一緒にいただいたフィードバック。赤ペン先生だ!となって嬉しかったです!
d4c611496d7ff441164fddd23cb784d3良かった点
- 読んでて違和感、ストレスがない。
- 提案書がわかりやすくストーリーがしっかりしている。
- 「ひとり飲み」⇒「ちょい飲み」の提案もよさそう。
- 周りの人に聞いたのがよかった。架空のペルソナよりも1人の実在する人の率直な意見を聞く方がいい。
完成形


モックアップ

感想
あまり会社で作る機会もなく苦手意識のあったチラシ。基本のデータの作り方から全然わかっておらず、反省しました。。。
また、自分で決めたテーマなのに作りづらく、もう少しフランクな(?)感じのものにすればよかったかもと後から思いました。「ひとり飲みに憧れている人」より「普段からひとり飲みをしている人」の方が来店する可能性が高いので、潜在顧客より顕在顧客の方をターゲットにする方が良いと教えていただきました。
今までチラシを観察することも少なく、そこも問題だなと感じました。Pintarestだけを見てもWebとは保存した量が違っていたので、これからはもっと目を向けていきたいです。
今回も印刷データの作り方からデザインまでありがたいご指摘をたくさんいただきました。このブログを何度も見返して次に生かしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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