この度、無事にWEBデザイナーとしての就職が決まりました!
未経験から応募するにあたり、色々ポートフォリオで意識したことがあります。今回はその紹介をしてみたいと思います!
ちなみに制作したポートフォリオはこちらから見れます。
ポートフォリオの目的を具体的に考える
そもそもポートフォリオの目的って?
まず、ポートフォリオの目的は、面接に呼んでもらうことです。当たり前ですね。まあ、面接に呼ばれないと内定ももらえないですからね…。
ただ、どういう会社に面接に呼んでもらいたいのか?を具体的に考えました。
ちなみに、私自身の転職理由としては、主に以下の2つでした。
- デザインが好きでもっと色々な案件に携わりたいこと
- お客様のもとに行って提案できるデザイナーになりたいこと
また、希望する雇用条件としては、以下の内容を設定していました。
- 大阪のWEB制作会社
- クライアントワークに携わることができる
- 提案も行う機会がある
- WEBデザイナー(正社員)
ということは、私の場合、上記の条件を満たすWEB制作会社の採用担当の方がターゲットな訳です。
採用担当の方の気持ちになって考えてみた
じゃあ、どういうポートフォリオが採用担当の方の目に留まるのか?を考えました。自分がもし採用担当だったら、どんな人を面接に呼ぶかな?と。
- 何よりWEBデザインが好きであること。
- 受け身でなく自走できる人材であること。
- それを証明する行動をしていて、実績があること。
こちらの仮説は、以前転職の際にWEB制作会社の採用担当の方からお聞きしたお話や、スクールの先生(現役フリーランス、制作会社も経験済)の方のお話をもとに立てているので、ものすごーく外れているということはない…はず!
つまり、自分の想いをしっかり盛り込みつつ、採用担当の方にもウケるネタ集を作らなければならないということですね。
これで自分のポートフォリオのゴールが決まりました。
ポートフォリオのコンセプトを考える
コンセプトは『想いを伝える手紙』としました。
理由は、採用担当の方に自分のWEB業務に対する熱意=想いを伝えたかったから。
あとは、自分が仕事をする上で大切にしたい3つの『想い』がありまして。お客様・ユーザー様・自分が務める会社の3方向の想いを大切にしたいと思っていたので、そこも意味に込めました。
3つの想いを大切にするとは何ぞや。となるかもしれませんが、前々職でディレクターをしていて、やっぱり1方向、2方向だけ見ていても良い仕事はできないな~と思ったことがきっかけです。この辺は長くなるので割愛します!
ポートフォリオの構成を考える
採用担当の方も忙しいはず。私が行きたい系の会社には人事部がない感じなので、大抵業務の傍らで応募を見そう。
ということは、TOPページだけをぱっと見て実績とやってきたことが何となくわかるようにしたいなと思いました。私が考えたTOPページの構成はこちらです。
- ヘッダー
- メインビジュアル
- サイト5つ(1つはデザインのみ)
- 架空のバナー
- 前職でインハウスデザイナーとして作った実績
- ざっくりプロフィール
- 勉強してきたこと(WPのブログへ誘導)
- お問い合わせ
- フッター
特にサイトとバナー、実績の部分はTOPページで何となくイメージが付くようにチラ見せしてます。TOPページで概要⇒下層ページで詳細という流れですね。
また、勉強してきたことはこのブログにまとめているのですが、さずがに採用担当の方に全記事見せるのは大変です。なので、バナー模写とサイトレビューの記事を抜粋して載せました。
あとはこの内容でワイヤーフレームを作成し、デザインをし、コーディングをしました。
プロフィールとスキルの載せ方を考える
プロフィールは、自己PRの部分になると思うのですが、キャッチコピー的なことを決めると書きやすいです。
私は、ガウディの『物事を上手くやるのに大切なこと。一に愛情、二に技術』という言葉がもう大好きで、個人的に人生の指針になる言葉だと思っているのですが、そこを載せました。好きだからWEBの勉強してこんな風に実績作ったよ、という意味も込めて。所々にサグラダファミリアが見えるのはそういう訳です。笑
あと、スキルは目分量になるところがあると思ったので、下層ページの経歴にある、使用ツールの部分にしか書いていません。その辺は制作物で判断されるかなと思いました。
自分のやりたいことが伝わる要素を載せる
提案書を載せる
自分の中で、『クライアントワークに携わって、お客さまのところに行って提案できるデザイナーになりたい』という想いがありました。やりたいことをやらせてもらえる会社に行きたくて、提案書を作って載せました。
実際内定をいただいた会社の代表の方も、『どういう風に仕事をしていきたいかすぐにわかった』と仰っていました。
過去の経歴に一貫性を持たせる
私は、大学ではスペイン語を専攻しており、前々職はマニュアル制作会社に勤めていました。そのあと転職をして、インハウスデザイナーになりました(といっても10ヶ月間だけ)。
つまり、WEB業界は未経験なわけです。未経験の場合、なぜWEB業界を目指したのかどこに行っても聞かれます。
ここで自分の過去の行動が後々WEBデザイナーを目指すきっかけに繋がっていると、なんか説得力ありますよね。
私の場合、大学時代のスペインの留学経験~今に至るまで、よくよく考えると『サービスや商品、会社の良いところを伝えるのが楽しい』というのがあったので、経歴は大学時代から書きました。
ただ、実際面接に行ってみて、ポートフォリオに書いてある経歴って実はそこまで見てないのでは?と感じるところもありました。なぜWEBなのか面接で聞かれはするんですけど。どうなんでしょうね。
さいごに
ポートフォリオを考えるときに意識したポイントの紹介、いかがでしたでしょうか。
ありがたいことに、今回最初に上げていた条件に当てはまる会社から内定をいただきました。
が、あくまで実体験ベースの話です。必ずしも皆に当てはまることではないし、もしかしたら間違ってるところもあるかもしれません。
この記事は、作り方はすでに色んな方が書かれているので、今回自分なりにどうやって考えて作っていたか思い出しながら書きました。考え方が一貫しているとポートフォリオも作りやすいと思います。あと自分に合う会社に出会える確率が高くなる気がする。いや高くなってほしい…。
もし、今ポートフォリオをどうしようか悩んでいる方や、これからWEB業界を目指そうとされている方の何らかのヒントになれば幸いです!
私もやっとスタート地点に立てた感じなので、ここから早く一人前になれるように頑張ります。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました◎
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